▽オールドファンさん:
>▽ラガーさん:
>>仕方ないでしょう。
>>
>>夏の高校野球の甲子園外野席の入場料金が、長年無料だったのは、凄いね。
>
>
>それじゃあ、何で数十年前に出来ていたたことが、今は出来ないのでしょうか?
>秩父宮の使用料等々の経費等、構造的なの問題は、当時と大きく変わっていないと思いますが.....
>当時と大きく変わった点は、アマチュア社会人リーグがプロのトップリーグに変わったことだけだと思います。
>そうだとすれば、不人気のトップリーグの大赤字を人気がある大学リーグ、それも早慶明の3校の試合によりカバーしようとしているとしか思えないのですが.....
>もしも、この推測通りだとしたら、それは大問題だと思います。
失礼ながら、昔からご推測通りの、そういう構造でした
早慶明の試合の収入で他の全ての試合の運営費用を賄うというのが日本ラグビー協会および関東ラグビー協会のビジネスモデルだったのです
早慶明戦と大学選手権の準決勝・決勝の6戦で10万人以上の観客収入を得て、その利益で他の試合を運営すると言うやり方です
しかし、ワールドカップで長年一勝ができなかった日本のラグビー界として
世界と戦うには社会人選手のレベルアップが必要と言う結論がだされ
その理由からトップリーグという社会人選手においてハイレベルな試合を行う必要が生まれました
それを将来的にはプロ興行的なものに発展させようとしてきたのが、ここ20年の動きです
そして、本当のプロリーグ化をしようとしたのが清宮副会長が2019年私案として出したプロリーグ案でした
残念ながら、今回は頓挫しています
なので、今までにおいてはトップリーグで利益をあげられないなら、大学の試合の値段設定を高くして補填するしかないのです
それと、昔と違うのは物価も含めて、ラグビー場を含めて維持管理やレンタル料金にかかる費用が全く違うということがあります
前の回答の通り、秩父宮ラグビー場は昔、ラグビー協会の直営競技場でした
つまり、レンタル料はほとんど無しですむ
さらに芝生や座席、掲示板と言った施設の維持費にあまりお金をかける必要がありませんでした
それでも誰も苦情を言わなかったのですから
ですが、今の基準で当時のラグビー場を評価したら、お話にならないでしょう
2019年のワールドカップで秩父宮ラグビー場が会場にならなかったのは、国際試合で開催するための基準に合格しない設備しかないためです
それでも1年間に渡っての綺麗な芝生だ、照明だ、電光掲示板だと改修と維持を繰り返していますし、座席やスタンド、ロッカー等の設備の改修もしています
そういった費用がレンタル料に跳ね返っています
それに一度ラグビー人気が低迷している間に
日本ラグビー協会や関東ラグビー協会は前途した人気が高かった頃にストックしていた内部留保を少しづつ切り崩しています
日本代表の強化費用の高さも相まって、収入以上の支出が必要です
なので、アマチュアではいられないと申し上げました
日本代表はまだスポンサーがつきます
トップリーグは新リーグにより自助努力が求められるようになります
なので、これからは少し協会の負担は減るかもしれません
それがチケットの料金に反映されるといいのですが・・・