強豪国というものは、どんな相手・誰が出場しても30点以上は失点しないものだ。
スコットランドは初戦のアイルランドにPGのみの3得点に終わった。しかしながら、世界ランキングトップ3に対して失点28というのは、強豪国であるということを証明した。
グループリーグの番狂わせと言われるウルグアイの勝利は、フィジーに得点30を奪ってのものだ。
30点というのは、獲得できれば勝利への期待度が大きく高まり、失点すれば敗戦濃厚となる分岐点のように思える。
30点を2で割れば15。つまり前半に15点以下、2トライ以下に抑える戦いができれば 後半戦に希望が膨らんでくる。
私はアイルランド戦を30点以下でしのげれば、たとえ日本代表が無得点に終わったとしても「善戦」だと思える。
昭和時代の日本代表の多くが、国際親善試合で大量失点で大敗している。
前半から失点を重ね、後半に数トライ返して試合終了。当時のメディアは、日本のトライを「価値ある意地のトライ」とか「将来への希望が見えたトライ」などと評していた。
私は、そのような試合はもう見たくない。
4年前、日本中のほとんどが期待していなかった。期待していたのは「なんとか善戦してほしい・・・」だった。
地上波放映権を持つテレビ局が生中継しないと決断するほどに、期待感がなかった。
南アフリカ戦で、その期待以上に劇的な勝利を日本は得た。
対戦が決まったとき、南アフリカは少なからず安心したのだろう 「初戦が日本でよかった」と。
試合中でも「負けるはずがない」と、油断する気持ちがあったのではないかと私は推測する。
しかし、今回は違う。
アイルランドはキックオフから本気で来る。
ガチで本気のアイルランド相手に、失点30以下ならば、上出来だと考える。
日本15ー50アイルランド というようなスコアの試合だけはどうしても避けたい。
「大善戦・惜敗」か「完敗・大敗」か・・・
BBCで「アイルランド辛勝」と言わせたい。
いや、心の奥底では「日本、アイルランド撃破!」を願っている。
そうなれば、必ずや4年前と同じになるに違いない。
翌日曜日朝のニュース。NHK「おはよう日本」では、「日本、南アフリカ破る」がトップニュースだった。