▽プロップさん:
>▽古いファンさん:
>>やはり、ジャパンが進むべき道はフィットネスとフィジカルをトコトン鍛えぬいて、フェーズを重ねる中でアンストラクチャーな状況を作り出すこと
>
>↑すみません。
>フェイズを重ねるなかで、アンストラクチャーな状況を意識的に作り出しているチームを寡聞にして知りません。
>JSportやWOWOWなどでSRやTOP14、TRCや6Nationsはもとより国内の試合や、ユーチューブなどで可能な限りラグビーの試合は観ていますが、未だにそういうラグビーをしているチームを見たことがありません。
>とても興味があるのでチーム名を教えてください。
>検索してみますので。
結論からいうと、レベルの違いこそあれどのチームも試みているものです。言うまでもなく、アンストラクチャーな状況とはラインアウトやスクラムといったセットプレーからの事前に決められた戦術によるアタックではなく、ディフェンス側の陣形が崩れた(ディフェンス側の人数が足りない等)状況をいうのであって、その為になるべく少ない人数でラックを支配してフェイズを重ねていくわけです。
典型的な例を挙げれば、前回のW杯で南アから奪った三つのトライのうち、
敵ゴール前のラインアウトからのモールで取ったトライと、やはりラインアウトから一発のサインプレーで取った五郎丸のトライは決められた戦術によるものであり、逆転トライは、何フェイズ重ねたか記憶してませんが(恐らく20フェイズくらい)正にアンストラクチャーの状況を作った結果です。
アンストラクチャーの状況を作ることに最も長けているのは、何と言ってもオールブラックですが、近代ラグビーにおいては戦略の基本といっても過言ではないと思います。
逆の意味で、それを防ぐためにはラックでのボール獲得に見切りをつけることが重要であり、身近な例をあげれば、トップリーグではパナソニック、大学ラグビーのレベルでは帝京大学が図抜けています。
この回答が、貴殿のご質問、要望の趣旨に合致しているかわかりませんが、林雅人氏の著書「連続写真で見るラグビーの戦略(アンストラクチャー編)」は、ディフェンスのレベルが著しく発達している近代ラグビーにおいて、アンストラクチャーの状況を作り出すアタックの重要性を解説しています。
蛇足ですが、体格の劣るジャパンがこの戦術をとることの是非は色々と意見が分かれるところです(例えば、日本は、昔からセットからのサインプレーを得意としていたじゃないかetc)。