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【266】第58回大学選手権決勝  ひつじのじ  - 22/1/11(火) 0:25 -

最後の最後に今年の帝京のスタイルがようやくできあがったと思います。
一対一で完勝する。それだけ。
細木君の執念が作り上げたスタイル。
これだよラグビーは。
おかげで明治は前へ出られず。完敗。さわやかに去っていきました。

春から試合を見てきた中での個人的な印象です。
帝京FWは春はまとまりがなかったように見えました。
そりゃそうだ。オラオラ系の番長が揃ったFW。まとまるわけがない。
細木、上山、奥井の番長たち。
あるとき3人が交代で出て山川一瑳が入ってきてFWがまとまったようなこともあった(印象です)。
江良君は吹っ飛ばすことだけ考えてる。
青木君なんて誰についていけばいいのか、おろおろしながらプレーしてました。
それがシーズンに入って上山君が大人になった。
選手権に入って奥井君が細木主将を支えるようになった。
江良君はいつものとおり。吹っ飛ばせばいいんでしょという感じ。
細木劇場の始まり。
こういうチームストーリーは珍しい。
世代の番長が集まったチームならではのサクセスストーリー。
でも細木君のあの涙を見ると、私なんかの試合だけ見てる人にはわからないたくさんのストーリーがあったのだと思います。
帝京大学、細木君、おめでとうございます!

この試合で気になった人たち。
上山黎哉。
トータルでは山添君のほうがいいのかもしれない。しかしタックルしてこいという監督の期待に応えて、1発目にものすごいタックルをくらわしました。この試合の帝京のメッセージを一発で見せてくれました。これが引き金になったと思います。ボールキャリーも強かった。試合後の笑顔もよかった。この試合で彼はいい男になった。

奥井章仁。
彼は世界一のナンバーエイトになりたいということを考えているのではないでしょうか。
春から彼はただのハードなボールキャリーだけではなく3列としての引き出しを増やそうとしてました。ミッドフィールドでキックなんかも蹴ってたし、貪欲にラグビーに取り組んでました(しかし少し孤立気味)。
それが大学選手権で相当に実ります。タックルが良くなった。危ないところに行って仕留めるようになった、ジャッカルも少し強くなった。右ウィングに渡してトライをとった場面なんて、「高本うまい」と思ったら、奥井君だった。
トライのときのキャリーもほんとに強かった。
もうリーグワンに行ってくれ。

山本耕生。
桐蔭時代の山本原田細木の一列のボールキャリーは痛快なくらい最強でした。
しかし大学選手権決勝でスクラムで細木君にやられた。
どこに行くかわからないけど、このままでいいのか。次は細木に勝て!

そして岩出監督、体育会系クラブから脱却し、強いラグビーアスリート軍団を作り上げるためのすばらしいクラブ作りでした。
365日、ピッチ内とピッチ外であらゆる面からラグビーに真摯に取り組むクラブ。
そのクラブ作りがいろんなチームに伝わって日本のユースラグビーが相当に引き上げられたと思います。
ありがとうございました!


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