やっぱりチリ。
前半の10分。アグレッシブなチリに引き付けられます。
このチームのラグビーになぜ引き付けられるのか。
まず、アタック。
自陣からでもキックを蹴らないラグビーなのですが、芸もなくラック連取でゲインしていくというラグビーではありません。ショートパスやオフロードや粋な連携を交えてディフェンスラインを抜こうとします。特に外側で1つ1つパスをつないで1人余らせようとします。そして1人抜けたら、クレクレ君が大いに沸いてくる。本当に楽しいラグビーです。
そしてディフェンス。
統率の取れたディフェンスではありませんが、ひざ下に刺さるタックラーが何人かいます。抜かれても狂犬が何匹もとびかかってきます。そしてブレイクダウンには常にゾンビのようにプレッシャーをかけてくる。鳥肌が立つようなカウンターラックもあります。
とはいえ、上手くいかないことのほうが多いのですが、とにかくこれを80分やる。
この試合ではチリは70分すぎから復活します。自陣から素晴らしいアタックでアルゼンチンゴール前まで迫り、最後は全員でモールを押してトライ。
常にがむしゃらにプレーして、それが実を結んだ場面です。
こうやってラグビーオタクの琴線をついてくるんですよね。やられた。
アルゼンチンはさすがに格が違う。
ディフェンスに少しでも隙があるとぼんぼん抜いてきます。
チリくらいの相手だと、1回のチャンスを簡単にトライまでもっていく力があります。さすがです。