オールブラックスがアルゼンチンに快勝しました。
最近調子の出ていないオールブラックスには良いスタートではないでしょうか。
最近のオールブラックスにはいくつか問題がありました。
1.スタンドオフ問題。
贅沢な問題です。ここには世界トップクラスのSOが3人います。そのうち2人はFBでも世界トップクラス。W杯優勝するにはSOは固定したいし、これどーすんの。
まずバレットはSOとして昔ほど活躍できなくなりました。今年、マッケンジーはレギュラーシーズンダントツトップのチーフスを引っ張ります。しかし最後はモウンガのクルセイダーズが優勝。マッケンジーとモウンガのどっちにしますか?それともバレット?
2.センター問題。
最近のオールブラックスのセンターは、コンラッドスミスのようなピンチでもチャンスでも気の利いたことができる人がいない印象です。個人の一発勝負ではつまらない。
3.主将問題。
サムケインはピッチ上でのパフォーマンスがやはりABレベルとは思えないです。他にバックローで使いたい元気な人がいるし、ブレイクダウン周りについてはアーディサベアがいる。去年、ケインは主将を変えられると思いましたが、イアンフォスターは変えなかった。もう彼と心中です。
今年、ケインのチーフスはレギュラーシーズンをダントツトップで終えます。ABにとって一番いいシナリオは、チーフスが優勝し、優勝チームの主将としてケインが堂々とABの主将を務めることと思ってました。しかし、あろうことか、決勝の最終盤の一番大事なところでケインが反則を犯してイエローカードをもらい、それが影響してチーフスが大逆転負け。
ここで今年のW杯、NZの優勝はないと確信しました。
しかしそんなあほなラグビーバカの妄想を打ち破ったのがTRC初戦のNZ対ARG。
ショートパスやオフロードを交えたNZらしいラグビーでNZが快勝。
去年、NZはショートパスやオフロードをほとんど使いませんでした。魅力のないラグビーで世界ランクも急降下。去年は何だったのか、不思議でなりません。
バレットとマッケンジーのコンビが復活しました。19年のW杯前までのNZは、このコンビで手が付けられない状態でした。それが戻ってきた。後半にモウンガがSO、マッケンジーがFBに入ったけど、これがまたいい。マッケンジーがFBになるとそのランニングが爆発します。この3人の使い方のカギはマッケンジーだなと思いました。
センターはジョーディバレットが入って安定してきました。特にうまいわけじゃないけど、とにかく思いっきりディフェンスに向かっていって前に出るのでバックス攻撃に勢いが生まれます。バックスの核ができた。
これだけチーム全体がいい方向に向かえば、主将問題もほぼなくなります。
今年はNZは絶対ダメだと思ったけれど、このTRC初戦を見てNZ復活もありだなあと感じました。
1試合見ただけでこういうことを書くのは危険なのですが、うれしくなったので書きました。